まだ普通の利き酒会行ってるの?
こんにちは、インスタで日本酒関連の写真ばかりあげてる管理人です。
今回は気になる利き酒会
第一回「professional・sake・college2016 in 東京農大」に
ちゃっかり参加させていただきました〜ってレポになります。
全国各地で行われている日本酒イベントについて
日本酒イベントとは?
日本酒カレンダーなるサイトを覗いてみると、全国各地で毎日毎日なにかしらの日本酒イベントが開催されているではありませんか!それぞれ大小規模の違いはあるけど、その中身の違いがまた面白い。
イベントの例として、大きな会場で1日の来場者数が数万人を超えるものから、東京駅などの主要な駅、主要都市のデパートなどで蔵元スタッフが直接試飲販売しているもの、これ結構みかけると思います。あとは飲食店企画の蔵元を囲む会などなど。
主には蔵元が丹精込めて醸したお酒をたくさんの人に知ってもらおうというのがイベントのコンセプト。
ですから、どのイベントに参加しても、結局はお酒を味わうだったり、飲み比べてみるってことになりますよね。
ではイベント=利き酒会かというと、実はそうではないんです。
しかし年々若者や女性の参加率が増加し、イベントと利き酒会が融合したようなホップで賑やかな企画が多くなっているので形式にとらわれず、自由に楽しめばいいんです。
利き酒とは?
とは言え、せっかくなので知っておきたい、利き酒とは?
いまさら感はありますが、お酒の酒質評価、品質の判定なんですよね。
専門家が集まる利き酒会などの会場では含んだお酒を吐く容器があります。
そうなんです、正式な利き酒会では飲んだりしないんです、幾つもの種類を利き酒していくわけですからお酒が強い人でも吐き出さなければ酔っ払いまし、正確な判定もできなくなります。
少量を口に含み、空気を含んでジュルジュル〜、ペッ。
この時、咳き込む人多いです、含み過ぎらしいです。口に含む量を正確に答えられる人はプロです。 そうプロが仰ってました。
たくさんの種類を利き酒すれば、自分好みのお酒もわかってくるし、蔵元、銘柄によって、こんなにも明確に味わいが違うんだとあらためて日本酒の面白さが発見できます。
人気の高い日本酒イベントベスト3はこれだ!
「professional・sake・college2016 in 東京農大」とは
マニア向け利き酒会だった
さて、今回参加させていただいた「professional・sake・college2016」とは、ちょっと違った視点から日本酒についてアプローチしている超マニア向け利き酒会でした。イベントというよりは勉強会。
まず
46種類の日本酒の試飲(銘柄はわからないように箱でブラインドされている)
東京農大 数岡准教授により事前に、成分分析が行われており、A・B・Cの3タイプで46種類の日本酒が振り分けられてます。(一般成分、香気成分、勇気酸成分)
10点を最高点評価としてテイスティング開始
46種類のお酒です!!疲れたら仕込み水で小休憩。お水飲むと脳が安心する状態にw
点数での評価以外に日本酒の印象を「色」で表現するカラーシートがあったりと、これまでの利き酒会とはやはりアプローチが違う。
酒質を色で表現する。あとの結果発表で、その商品のラベルをみると、自分のイメージしたカラーだったりしてこれ結構楽しめる。
評価点が集計出来るまで、数岡先生の出品酒の成分分析値の解説。あの超人気銘柄の成分だけ、他の45種類の平均的な成分枠からはみ出していたのが、なんか説得力あった。果たしてそれが売れる日本酒の数値なのかどうかはわかりませんが、数字は語ってましたね。
集計結果発表のあとは、ブラインドを外して、銘柄の確認。ブラインドすることで銘柄の先入観が関係なくなる、自分の舌だけで、自分好みの日本酒に出会えるわけですよね。
皆さんも是非ブラインドで利き酒して、自分好みの日本酒を探してみて下さい。