酒蔵を探すなら、煙突を探せ！！ - 　勝手に日本酒スタイリストしやがれ

こんにちは、インスタで日本酒関連の写真ばかりあげてる管理人です。

日頃から日本酒ばっかり飲んでますって方、
または最近日本酒にハマってしまいましたって方、
いやいや、おいら日本酒よりも焼酎ですよ〜ってアナタも

一度は酒蔵訪問してますよね？Oops!!まだ一度も訪問したことないですって！？

そうですか…でも、大丈夫です。そんな皆さんも、実は、知らず知らずのうちに一度は酒蔵の前を、いや…酒蔵付近を通っているはずなんですと言い換えておきますねw

そもそも各都道府県には日本酒を筆頭に、焼酎や黒糖、泡盛などを含め必ず酒蔵があります。

ただ、酒蔵を探そうとする気がない限り、スーパーの帰り、本屋の帰り、フットサルの帰り、隣町からイオンへ買い物にきた時でも、スーっと酒蔵の前を通り過ぎている可能性はあるのです。

酒蔵って目立ちそうですよね？でも実際には目にとまりません。

なぜなんでしょうか？

それは何百年という酒蔵の歴史と町の歴史、文化、風土が長い時間をかけて築き上げてきた景観なんです、だから馴染みあっているということですよね、きっと。きっと。

話が脱線しそうなので
突然ですが、美味しい日本酒に出会ったあたな！ホント突然ですねw

出会ってしまったなら、会いに行くしかないですよね？

そもそも酒蔵に行く理由ってなんなのか？う〜ん、そんなに大きな理由はないです。単純です。飲んで美味しかったとか、旅先の近くにあったりとか、よく聞く理由として観光地にあったからも多いですね。

そもそも人気銘柄の蔵に限って蔵元見学不可だったりしますw

いわゆる町の酒屋さんはなくなりつつあるけど、地酒専門の小売店さんへ行ってみて下さい。生酒は冷蔵庫でしっかりと商品管理をしてくれてます。

さらに繊細な日本酒を最短で、そして商品によっては冷蔵で届けられる安心の流通体制が整っています。

ですから、昔は蔵でしか飲めなかったお酒が、上記のような条件をクリアーにしていくことにより身近な専門店で、または飲食店で味わうことができるのです。ありがたいことです。

ただ、そうは言っても蔵でしか飲めないお酒もあるんですよ〜

それに、市販されてるお酒も、蔵で飲むとより一層美味しく感じるもんですw

基本、車で行きます！だって、酒蔵って駅近じゃないし、山の麓だとか、海沿いだとか、とにかく不便なところにある蔵が多い。自然豊かな土地で醸すってことね。

一度だけ高層ビルの間にポツリって酒蔵を発見した時はOopsだった！

ナビで探すのもありだけど、ゴール間近で見放されること多し。大自然強し。

そんなときは途方に暮れて空を見上げて下さい、そこにきっと煙突があるから！

そうなんです、酒蔵には煙突があるんです。そもそもなぜ煙突なのかというと、酒造りには酒米を蒸す工程があるから。ただ現在はボイラーを使って蒸してるらしいので必要なくなったってわけです。酒蔵にある煙突は昔の名残ってことですね。

煙突には煉瓦造の歴史ある国指定文化財などもあります。

上の写真は千葉県にある岩瀬酒造さんの煙突

御宿海岸の近くにあるからなのか、夏の青い空がよく似合ってました。

こちらは千葉県にある藤平酒造さんの煙突

城下町として栄えた久留里の町の「久留里の水」千葉県下では唯一「平成の名水百選」に選ばれてます。

こちらは栃木県にある西堀酒造さんの煙突

大正期の煉瓦造りでなんと国指定文化財です。明治５年創業の酒蔵は、なんと江戸末期に建設されたとのこと。メイン銘柄は「門外不出」「若盛」黒原紙にシルバー箔＆タイトル白のラベルが印象的な「西堀」は酒販店限定流通の銘柄だそうです。

こちらは広島県西条地区にある福美人酒造さんの煙突

こちらも煉瓦造りですね、煙突の長さは２７m。酒の都と呼ばれる酒都西条でも一番高いのだとか。

酒蔵巡りするなら、下向いて地図みるよりも

上を向いて、煙突探してみて下さいね。