2017節分の食べ物に合わせたい「鬼」のつく日本酒を勝手にスタイリスト

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節分とは、「節(季節)」を「分ける」ということで、季節の分かれ目を意味します。元々は立春立夏立秋立冬の前日を指しましたが、現在は「立春の前日」を意味します。

 

2017年の節分は2月3日(金曜日)です。

 

有名な節分の食べ物は?

 

節分の豆まきは中国の追儺と呼ばれる厄払いの行事に由来していると言われてます。追儺は疫病などをもたらす鬼を追い払う行事です。

由来には諸説ありますが、江戸〜明治時代にかけて、大阪商人が商売繁盛と厄払いを目的に食べたとする説が有力とされています。

  • いわし

いわしの臭いは、邪気(鬼)が嫌いな臭いとされており、鬼を追い払う効果があると考えられており、イワシの頭をとがった葉をもつヒイラギ(鬼はとがったものも嫌う)に刺し、戸口に飾っておくことで鬼の侵入を防ぐことができるのです。

  • そば

節分は立春の前日にあたり、昔の日本では立春は一年の始まりとされておりました。つまり昔は節分が「大晦日」昔の人にとっては節分にそばを食べるというのはいわゆる「年越しそば」だったのです。

  • くじら

山口県での風習のようで、「大きいものを食べることが縁起がよい」とされているためです。

  • こんにゃく

食物繊維が豊富なこんにゃくは、昔から「お腹の砂おろし」や「胃のほうき」と呼ばれ、体内の毒素を排出し、身を清めるという意味で節分(大晦日の後)に食べられていました。

  • けんちん汁

けんちん汁の由来には中国から伝わったケンチュンという肉や魚を使わない料理が起源とされている説と、鎌倉の建長寺の修行僧が作った建長汁がなまってけんちん汁になったという2つの説が有力視されています。節分だから食べるというよりは寒い時期の行事の中で食べられていたと考えることができます。

 

それぞれに由来や意味がありますが、邪気を払うや鬼の侵入を防ぐなどの意味合いが一番有名だと思います。

 

節分の日の主役が「豆まき」などの食べ物だとしたら、主役を引き立たせる肝心な「悪役」いわゆる「鬼」が必要になってきます。

 

そこで豆を買えばついてくる「鬼のお面」よりも、行事のあとに節分の食べ物と合わせられる「鬼」のつく日本酒を用意してみるのもマニアックな楽しみ方かもしれません。

 

節分の日に「鬼」のつく日本酒を勝手にスタイリスト

(長野県)明鏡止水「鬼辛」純米/大澤酒造

酒米/国産米  精米歩合/65% 日本酒度/+14 酸度/1.6

大澤酒造は豊富な米、良質の水に恵まれた自然環境を生かして元禄2年(1689年)より酒造りを始めました。今では、その造りのほとんどが酒造好適米によって丁寧に、心を込めて醸されています。

 

「明鏡」とは綺麗に磨いた鏡のこと、「止水」は静止した水をいいます。つまり、一点の曇りもないまでに磨き上げられた鏡や静止して揺るがない水面のような研ぎ澄まされた心境であり、邪念がなく澄み切った心をさします。

 

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ここに注目!

  • 体に優しい純米

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  • キレの鋭い辛口仕上げ
  • 辛さだけでなく米の旨みもしっかりと引き出されている
  • タバスコを連想させる肩ラベル

 

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  • 表ラベルの下、「鬼の絵」で「オニ」と読ませる

 

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  • 冷(常温)〜お燗まで幅広い楽しみ方ができる

 

地域によって『節分の食べ物』に多少の違いはあるかもしれませんが、鬼退治された後の美味しい日本酒「鬼辛」は地域を選ばず愛されるはずです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。